日本の住宅寿命は短くエコとはかけ離れています。本当のエコを目指すのであれば質の良い住宅を大切に使う必要があるでしょう。

どちらが満足?戸建てとマンションの比較
どちらが満足?戸建てとマンションの比較

本当のエコ住宅へ

最近では補助金も手伝って屋根に太陽光パネルを設置する住宅は増えてきた。
売電も可能になり、余剰電力は電力会社が買い上げてくれるという優れもの。
営業マンの売り文句によれば、未来への投資なのだとか。
売電により減価償却後は純粋な利益になるというわけだ。
さて、この動きの根源にあるのはエコという最近の流行。
確かに太陽光パネルはエコそのものではあるが、それ以前に戸建て住宅のエコ思想について私は疑問を持つ。
日本の住宅寿命は25年、他の先進国はいずれも日本の倍以上の住宅寿命を誇る。
イギリスが141年、アメリカが103年、フランス86年、ドイツ79年などなど。
とかく日本は最下位なのである。
これではせっかくのエコである太陽光パネルも真っ青になってしまう。
この問題の根源にあるものは色々だ。
住宅は数十年で価値が無くなるという私たちの住宅寿命への概念や、それに乗じて大量消費を促す建築業界。
日本は地価が高いため、建物への投入金額が不足しがちな点も挙げられる。
しかし、良く考えて欲しい。
25年で資産価値がなくなる2000万円の戸建て住宅と、100年以上の耐久性を備えた3000万円の戸建て住宅。
どちらが本当に得なのか、どちらが本当にエコなのか。
最初の投資をケチらずに長年住める家をチョイスしたほうが良いのは明白だ。
不景気の折、多くの人が大なり小なり無理をして住宅ローンを組んで住宅を購入しているのは重々承知ではあるが、こうした住宅寿命の真実から目をそらさないでほしい。
もちろん、住宅というものは作りのしっかりしたものを購入する事が大事であるが、その後のメンテナンスも非常に重要になる。
ほったらかしで修繕を全くしない住宅では、どんな良い家でも寿命は短くなる。
最近では住宅履歴といって、住宅の建築、補修などを事細かに記した資料を保管する傾向にある。
これは住宅の管理意識を高める事に繋がるので、非常に良い流れだ。
良い家を大切に扱ってこそ、本当のエコ住宅というものだろう。


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